薬膳料理のブログが好評!広がる食の領域
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薬膳料理のブログが好評!広がる食の領域
阪神間をもっぱら子連れで仕事中!薬剤師・薬膳アドバイザー
山形由佳梨さん(豊中市在住)
なんだかアートのオブジェのように見える金針菜(右)が、粥になるとこんなに美味しそう!(写真提供 山形さん)
薬膳(料理)とは中医学の1つで、食材の薬理作用を利用して体の機能を整える考え方の料理です。現在、薬剤師、またフードコーディネーター(05年資格取得)・薬膳アドバイザー(07年同)としても活躍する山形由佳梨さん(30代)は、長女・桃寧(もね)ちゃん(1歳)を育児しながら、フリーでとても上手に仕事をこなしています。
その1つはブログ。彼女が10年から発信している『あのひとをびっくりさせちゃう』は、薬膳をベースにした中・和・洋のメニューが約300、レシピとプロ並みの写真付きで発信。育児ママの口コミで大好評なのです。
「大半はわたしが考え、自宅のキッチンで作ったものです」と山形さん。大きな瞳にロングヘア、若いママは健康に満ち、輝いています。『金針菜(きんしんさい)の薬膳粥』は一見グロテスクにも見える食材・金針菜が、仕上がりの写真では、薄黄色の粥の中で細長いシメジのようになり、甘味とほのかな香りが漂ってきそうな感じに。
フードビジネスを夢に

「この子はカレーやスダチも食べるのよ。食好きなわたしの子だわ」。1歳の桃寧ちゃんと山形さん。
学生のころから、将来ずーっと働ける仕事をと考えていた山形さんは、薬剤師になり高槻の病院に勤務します。調剤はもとより、糖尿病患者に食事療法を指導。
生来、食べることが大好きだった彼女、食材が持つ薬理作用にも関心があり、もっと《食》全般にかかわる仕事がしたいと、05年フリーに。次々に資格を取得した(前述)彼女の仕事は、友人の紹介などによりものすごく広がりました。
某企業の商品開発時は、企業内キッチンで朝9時~夜9時ごろまで試食を繰り返し、印刷会社では食品パッケージのデザインや盛り付けの提案、市場調査なども。
10年にフード業界の男性と結婚。昨年、桃寧ちゃんを出産後は、移動型の料理教室「クルールキッチン」の講師を主に、子連れで動ける仕事を選んで活躍中です。
「子育てって想像以上に大変なのよね。離乳食やアニバーサリー料理を考えて、今後はママ向けの交流を活発にしていきたいわ」と、大きな瞳をさらに大きくし、桃寧ちゃんを抱き上げました。
(中岡米子)
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