簡単に言うと食材の性質とは・・・・

2009年5月18日 (月)

簡単に言うと食材の性質とは・・・・

今回は、

薬膳で使う食材の性質についてです

薬膳では、食材が主に使われますが

もちろん生薬も使います。

生薬とは、

天然の植物・動物・鉱物などを

乾燥させたり、煎じたり、色々と加工して薬として

用いるものです。

学生時代、相当インパクトを

うけたのが、【ゴオウ(牛黄)】という生薬。

なんだと、思います・・・?

なんと、病気になった牛さんにできた石・・・。

胆石症の牛から取り出した胆石。。。。。です。

どうして、そこに注目したかは、なぞですが

胆石症の牛さんから、胆石をとりだしてお薬にした・・・と。

胆石症の牛さんは、3千頭に1頭、いるかいないか

なのに、すごいですね~~。

Goou

強心、鎮静、鎮痙、造血、解熱、解毒などの作用があり、

あの

きゅーしん♪きゅーしん♪の救心にも入っているんです

他にも、鹿の角だったり、タツノオトシゴだったり

ヤモリだったり・・・・動物性の生薬は・・・

ちょっと怖い・・・(笑)

ゴオウは相当めずらしいとして、

中国で常用されている600種類の薬のうち、

半分は一般に食材として使われているものだと言われています。

中医学では

食材や生薬の性質を

温  熱  涼  寒

の四つ(四性)

プラス

性質に偏りがあまりない、平性に分類します。

味やその作用を【五味】

その臓器に、効能が入りやすいか【帰経】

とよび、薬膳メニューを考えるときに

その性質を利用します。

五味・・・ごみ、と読みます。

味による作用があるんですね

次回は、その五味について・・・。

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